麗しのチャン・ツィイー

女帝 [エンペラー] (http://jotei.gyao.jp/)

銀座テアトルシネマにて観賞。
7月末までの優待ポイントが余りそうだったので時間を作って観てきた。
という訳なので、全く期待していなかったけど、まあそこそこ面白かった。
原作がシェークスピアハムレットなんだそうだけど、そこはそれ中国的な翻案が結構ある。詳しく書くとネタバレになるんで書かないけど。
それにしても、チャン・ツィイーの綺麗なこと、綺麗なこと。しかし、残念な事に野望を内に秘めて「女帝」になろうとする女性としては貫録不足。どうも、この人は何歳になっても幼さが抜けない感じがする。まあ、それが魅力なのかもしれないけれど。
しかも、観てるうちにだんだん、チャン・ツィイー仲間由紀恵に見えてくる(苦笑)。いや、顔はそれほど似てないと思うんだけど、間の取り方とか表情の作り方が結構似てる感じがするのね。
あとは、随所に出てくるワイヤーアクションは蛇足。役者さん達の剣舞だけで十分素晴らしいのに、そこにワイヤーアクションを加えてしまうと、剣舞まで嘘っぽく見えてしまう。折角の美しい剣舞が台無し。もしかすると、ワイヤーアクション無しだと中国ではウケないという事情があるのかもしれないけど、ちょっと残念。