クラブワールドカップ

そんなわけで、今日で終了。
やっぱり欧州と南米の試合だけが別格という感じ。
ただ、エジプトのアルアハリの試合は別の面白さがあった。あのサッカーなら、今の日本のクラブチームでも到達できそうな気がする、という意味で。
で、今一つ盛り上がらなかったこの大会。いっそ出場チームを16チームくらいにして、欧州8チーム、南米5チーム、アジア、アフリカ、オセアニアでから1チームずつとかにするとバランスが取れて良い大会になりそうな気もするんだが、どんなもだろうか?
いくらなんでも、アルアハリレベルのチームが世界3位ってのはおかしい感じがするし。
で、

勝戦 FCバルセロナ vs インテルナシオナル

0-1 でインテルナシオナルの勝利。
一般的に欧州と南米というと、組織の欧州、個人技の南米という先入観があるが、この試合に関してはインテルのほうが組織的なプレーが目立って、逆にバルサの方が個人技に依存したサッカーになっていた感がある。
前半はロナウジーニョにボールが来るとマークに入った2〜3人で潰すという形だったが、後半になると中盤で組織的な守備を展開して前線のロナウジーニョにボールを回させない戦術が当たって、ロナウジーニョが孤立する場面が多くなった。
そして、再三バルサのディフェンスラインを脅かしていたインテルの10番、イルアレイが突破し、駆け上がってきたアドリアーノにパス、そのままアドリアーノがゴールを決めた。
このインテルのイルアレイという選手は全く知らなかったんだが、パワーとスピードに溢れたプレーが凄く良い。ロナウジーニョのような派手な技はないけれども、当たり負けしない強さと速さで突破する姿はが素晴らしい。
ともあれ、またバルサの世界一はお預けになった。まあ、エトーやメッシが居ない&ザンブロッタが完全な状態とは言えないという不運はあったけれども。