試合展開
試合序盤はガチガチに固くなっていた浦和に対して素早いパス回しとボール際の強さでガンバが攻め立てる。そして両チームの状態を象徴するよかのように播戸の突破してのセンタリングにマグノアウベスが合わせて先制。
正直なところ、この時点では浦和の優勝はともかくこの試合での勝ちはないかと思っていた。
しかし、その直後にカウンターからポンテが一人で突破して同点ゴール。これで、浦和の動きが少しほぐれてきた感じになる。
その後もガンバは浦和を攻め立て、幾度もコーナーキックからチャンスを作るが追加点を決められない。
逆に前半終了間際に突破したポンテのセンタリングをワシントンが決めて逆転。前半終了。
後半は、ほぼ優勝を確信した浦和の動きが良くなり、逆に前半からとばしてきたガンバの動きが鈍くなってくる。
さらにガンバはワシントンをマークしていたシジクレイが負傷交代。シジクレイという箍の外れたワシントンはセットプレーから楽々得点。得点王争いでもマグノアウベスに並ぶ。
その後は余裕でガンバの攻めに対応する浦和と攻め手の無くなってきたガンバという構図がしばらく続き、後半30分過ぎにやっとガンバが追加点。
終盤もガンバは攻め続けるが更なる追加点はなく試合終了。
別のゲームで川崎フロンターレが勝ったのでガンバと川崎の順位が入れ替わり川崎が2位に上がった。天皇杯、Jリーグの両方を制したのが同じ浦和なので、Jリーグ2位の川崎が来年のアジアチャンピオンズリーグの出場権を手にした。
ガンバは優勝争いから一転、アジアCLの出場権も逃す事になった。
