ベルヴィル・ランデブーでスウィング

ベルヴィル・ランデブー鑑賞。

フランスの寓話アニメ。
極端にデフォルメされたキャラクターとセピア調の色彩。自転車と両親の写真を見て育ち、やがてツール・ド・フランスに出場するまでの自転車乗りになる寡黙な孫に、足が悪いのにパワフルな婆さん。ニューヨークをモチーフしたとしか見えない架空の大都市ベルヴィル。いや日本では決して作れないイイ物を観させてもらった。
全体的にセリフらしいセリフも無いのに、ちゃんと映画としてストーリーが成立してる。これを観ると日本のアニメがいかに喋りすぎ、説明しすぎなのかよく分かる。


全然内容が違うのに、今敏監督の「東京ゴッドファーザーズ」を思い起こした。なんか共通する要素が有るんだろう。


余談だけど、やっぱりテアトルタイムズスクエアの椅子は小さくて硬い。やっぱ尻が痛くなるよ。